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妊娠中から産後にかけての母体はめまぐるしく変化が起こります。 お腹の赤ちゃんの成長とともに大きくなるお腹は言うまでもなく、 産後授乳期に備えて乳腺が発達するバストも大きくなり敏感になります。 体の変化に併せた下着選びも重要になってきます。 マタニティ用のブラジャーやパンツ、ガードルにも色々な種類があります。 それぞれの持つ特性を知り、失敗しないマタニティ下着選びをしましょう。
妊娠中はバストが1〜2カップ程大きくなると言われています。 個人差はありますが妊娠中期〜後期にかけて次第に大きくなり、本格的に母乳分泌が始まる産褥期は傷みはピークを迎えるのです。 マタニティブラ着用の時期は安定期に入る妊娠5ヶ月頃からと言われますが、これはあくまでも目安。 妊娠初期でも胸が張って痛くなり妊娠前に使っていた“ワイヤー入り”や“寄せてあげる”タイプのブラジャーが付けられない場合があります。 補正タイプの下着がつわりを悪化させているケースも少なくありません。 ワイヤーなどで乳腺を傷つけてしまう危険性もあるため、時期に捉われず早めにマタニティブラを着用することをおすすめします。
| 特 徴 | 長 所 | 短 所 | |
|---|---|---|---|
| クロスオープン | 左右のカップが胸の中央でクロスしたデザイン。 | ホックやワイヤーが無く付け心地が楽。片手でも楽に授乳ができる。 | 胸の大きな人は中央のクロス部分が開いてしまうため使いにくい。 |
| ストラップオープン | ストラップとカップがホックで開閉できる仕組み。 | アンダーはとめたままカップだけがフルオープンになるので授乳が楽。 | ストラップが動いて違和感を感じることが。 |
| フロントオープン | 胸中央のホックを開閉することで、左右にカップが開き授乳が出きる。 | バスト全体が出るので授乳が楽。 | 下方向へ開くストラップオープンと異なり左右に開くので、パッドが落ちてしまうことも。 |
| ウインドオープン | 胸全体を覆う外カップとストラップ一体でカップ周りをサポートする内カップの2重構造で外カップが外れる仕組み。 | ストラップオープンよりサポート力と安定感がある。 | 外カップを開いた時、内カップから自由になる胸の範囲が狭く、若干、授乳しにくい感が。 |
サイズはアンダーバストが1サイズ、カップが1〜2カップ大きめくらいを選ぶといいようです。 これは胸が大きくなるだけでなく、産後の授乳期にはパッドを当てることを考慮しています。 ホック式なら妊娠中期に入る5ヶ月頃の時点で、一番奥のホックが留まるものを目安にしてください。
マタニティ用のソフトワイヤー製ブラもありますが、人によってはそれでも痛くて着けられない場合があります。
実際に着けてみないと分からないだけに、賭けをするより敢えてワイヤーなしのものを選んだ方が無難ではないかと思う管理人であります。
(痛いのを無理にして乳腺を傷つけてしまうこともあるみたいですしね。)
フルカップやハーフトップは大きくなるバストをしっかりホールドしてくれるので着け心地が楽です。
また、前開きやクロスオープンはサッと胸を出すことができるので、授乳期まで長く使えます。
パッド固定が可能なものも授乳期を考慮したものです。
妊娠中から産後にかけての短い間ながら、複数のショーツが市販されています。 それぞれ全く異なる性質のものですので、それぞれの時期にあったものを着用しないと意味がありません。 どの時期にどの種類を着用すればいいのか、まずは産前産後ショーツの種類と役割を学びましょう。
| 使用時期 | 必要度 | 必要枚数 | 特 徴 | |
|---|---|---|---|---|
| マタニティショーツ | 妊娠中期〜臨月 | ★★★ | 3〜4枚 | 妊娠中の大きなお腹をサポートするショーツ。お腹を覆うため前身ごろが深く、ゴムなどでウエスト調節ができお腹に負担をかけない設計。 |
| 産褥ショーツ | 出産直後〜2週間位 | ★★☆ | 2〜3枚 | 出産直後から使用。股が開閉できるなど悪露の手当てがしやすい設計。悪露が漏れないようクロッチ部が防水なので、生理ショーツとしても活用できます。逆に少し不便だが生理用ショーツを代用することも可能。 |
| 産後ショーツ | 産後1〜2週間から | ★★☆ | 1〜2枚 | 分娩時に開いた骨盤や子宮の回復をサポートし体型を補正します。産後リフォーム(補正)ショーツとも。 |
妊娠中期〜後期にかけては一気にお腹が大きくなる時期です。 中期頃になると妊娠前に履いていたショーツはかなりきつくなってくると思います。 小さなショーツのままだとお腹が隠れず冷えたり、圧迫してお腹が張る原因になりかねません。 マタニティショーツは、お腹の大きさに応じてウエストゴムの調節が可能で、腹部を圧迫しないように設計されています。 また、お腹を冷やさないように臨月でもおへそ辺りまでは隠れるような股上の深いつくりも特徴的です。 お腹の張りはひどくなると早産を引き起こす要因になりますから、お腹が目立つ・目立たないに関わらず、 きつく感じたら、そのときがマタニティショーツへの切替の時期だと判断してください。
産後は妊娠前のショーツを履くので産後用ショーツは必要ないとお考えの方もいらっしゃるのでは? でも、ちょっと待ってください。確かに赤ちゃんが居ない分お腹はすっきりしますが、妊娠前のサイズには直ぐに戻りません。 特に産褥期は悪露の手当てが結構大変です。股部が開閉できて悪露が漏れない産褥ショーツは必要性の高いものです。 産褥期から使用するタイプのウエストニッパーを併用する場合も、 股部分が開閉できるとトイレのたびにニッパーの着脱をしなくてももいいので楽ですね。 また、産褥期を過ぎてからは子宮復古や開いた骨盤の矯正など体型リフォームのお手伝いをしてくれる産後ショーツも役立ちます。
妊娠5ヶ月目の戌の日に腹帯を巻いて安産祈願をする風習がありますが、 腹帯は安産祈願の為だけにあるわけではありません。 お腹が大きさもピークを迎える妊娠後期になると、 大きなお腹に骨盤などが圧迫されて腰痛や足の付け根が痛みを覚えたり、 血流が悪くなって浮腫みやすくなります。 そこで、お腹をサポートしてこれらの不快な症状を軽減したり、 お腹の冷えから守ってくれるのが腹帯やマタニティガードルの役割です。
さらしタイプの腹帯は、古くから伝わる伝統的なもので比較的安価で入手でき、 サポートの強さを加減できる利点がありますが、巻くのが大変で崩れ易いという短所もあります。 巻き方も特殊で、正しい巻き方をしないと意味が無いので覚える必要があります。
※さらしの巻き方はこちらから →All About [妊娠・出産準備]
(参照:腹帯の疑問Q&A/2003.09.18記事)
最近は筒状の腹巻タイプが手軽で、ガードルよりも安価で購入ができるので人気があります。
ただ、位置がずれたりサポート力の面では、やはりガードルには劣ります。
その点ガードルの利点は、履くだけで高いサポート力があり、
お腹だけでなくヒップアップなどマルチな機能が期待できる所にあります。
パンツタイプのガードルは、腹帯のように位置がずれたり解けたりする心配もありません。
しかし、腹帯に比べてガードルは価格が少々高めに設定されています。
また、腹帯のように強さを加減できないので窮屈感があり、就寝時やリラックスタイムには向きません。
自宅では腹帯、外出時にはガードルという風に使い分けるのも賢いですね。
産後用のガードルは体型リフォームが主な機能と言えます。 産後の子宮復古、分娩時に開いた骨盤の矯正を重点的に行うのが産後リフォームガードルの役割です。 妊娠前のガードルを産後用として利用しようとお考えの方は、 ショーツの項目で述べた通り、産後直ぐに妊娠前のサイズに戻るわけではないことを念頭においてください。 また、安全に骨盤矯正を行うことを考えると、無理に妊娠前のガードルを使用するよりも、 専用に開発された産後リフォームガードルを利用することをおすすめします。